2018.5.25 Fri
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人と音のつながり

こんにちは。

3Fの濱文様(はまもんよう)です。

 
チリンチリン。

 
色合いといい、風になびく短冊といい…涼やかな音が聞こえてきそうです。

 
最近ではあまり見かけなくなってしまった風鈴。

日本の夏を象徴する風物詩のひとつですよね。

 
 
そもそも。

人々は古くから、鈴や鐘、太鼓、笛といった音のでる器物を、獣除けや魔除け、または仲間やひきつれた獣や神を呼び寄せる合図として利用していたそうです。

へー!!と思ったものの、そういわれれば、

お祭りでも神様や仏様を呼ぶのに楽器を使うし、神社では鈴を鳴らして神様に拝むし、仏壇で鈴を鳴らすし、除夜の鐘も、映画なんかで猟師が猟犬を呼び寄せるのも…

もう思い当たる節しかありません!!(゜o゜)

 
昔から音というのは人々の感情と結びつきが強かったのですね…。

 
 
風鈴がいつの時代から涼を感じる道具として使われるようになったのかはっきりしていないようなのですが、

起源は唐の時代、中国で作られていた「占風鐸(せんふうたく)」というものだと言われているそう。占風鐸は竹林にぶら下げ、風向きや音の鳴り方で吉凶を占う道具で、仏教と共に日本へ伝わってきました。

江戸時代に入り、オランダから質の良いガラスが日本に入るように。

それまでの主流である青銅製の風鈴に代わり、吹きガラスで作られた『江戸風鈴』が流行。

時代を経て、風鈴の鳴らす風のリズムが心地よいと感じ、

夏のそよ風の存在を感じさせる物へと変化していったようです。

 
 
色んな柄の風鈴が、夏の思い出を呼び起こしてくれそうです。

 
 
絵てぬぐい(風鈴と夏もみじ) 1,200円+税

てぬぐい額(白木)      7,300円+税

 

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