COCOSA 2024 AUTUMN/探究心(Coffee Shop and Roaster店主/Gluck Coffee Spot)

COCOSAの2024年秋のビジュアルは、上通にあるカフェGluck Coffee Spot(グラックコーヒースポット)の店主、三木貴文さんにご出演いただきました。
 
 
 
熱量が画面越しにも伝わってくる「等身大」のインタビューをぜひご覧ください。
 
 
――三木さんにとって、コーヒーの仕事とは?
「人にまつわる仕事」だと考えています。コミュニケーションツールみたいなものです。昨年から産地訪問を始めたこともあり、現地で見たことをちゃんと伝える役割もあります。

 
――なんで現地に行こうと思ったんですか?
最初は興味関心で。コーヒーはシンプルなので、自分が使ってる素材がどうやって作られているのか見てみたかったんです。

――実際に生産者に会って変わったことはありますか?
気持ちが入ります。現地で飲んで決めるので、テイスティングして、その採れたての状態を味わいます。現地からコーヒー豆が届いた時に、どこにフォーカスして味作りをすればいいのかが明確になりました。標高はどのくらいで、どのタイミングで収穫してなど全て生産者の方に説明してもらうことで、素材の解像度が上がりましたね。それまでは、日本に来たサンプルのコーヒーの味しか知りませんでした。

 
――今は畑が欲しいそうですね
はい。自分たち用の小さな農園が欲しいです。毎年3ヶ月ぐらい住み込みで行けて、僕が滞在している間に、スタッフにも現地を見てもらいたいです。今年は、エルサルバドルにスタッフを連れて行きました。

――探究心と好奇心がすごいですね!今年のCOCOSAのテーマは等身大ですが、どのように考えていますか?
コーヒーと向き合っている時間は、等身大ですが、店の経営が入っても自分らしい状態に持っていきたいです。最初に会社に入ったとき、熊本にコーヒーで雇用を作りたいと思っていました。なので、マネジメントやお金のことはやらないといけないと思っていました。その段階が自然と来て、バタバタしていますが、やりたかったことです。熊本でのコーヒーの雇用を作るためにも、お店をちょっとずつ増やしていきたいです。

 


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Creative:Keitaro Hamakado(@keitaro_hamakado)
Design:apuaroot
Photo:Yoshiko Otsuka(@mason5)
Movie:Haruki Anami(@harukianami)
Model:Takafumi Miki(@gluckcoffeespot

Gluck Coffee Spot