2026年09月01日
COCOSA 2026 AUTUMN/似合う、に出会う
COCOSA 2026 AUTUMN/似合う、に出会う
はじめから、自分に似合うものがわかっている人は少ない。
好きな色。気になる柄。少し避けてきた形。
直感でピンときたものをパッと手に取ってみること。
その後押しをすること。
そうやってお客さまが新しい自分らしさに出会う、
その瞬間に出会えた時、大きな喜びを感じるのです。
(深川 いまり/ジョイフル恵利、橋口 将弥/GINZA Global Style COMFORT)
Creative Direction:Keitaro Hamakado(@keitaro_hamakado )
Design:apuaroot
Photo:Yoshiko Otsuka(@mason5 )
Movie:Haruki Anami(@harukianami )
Model:深川 いまり(ジョイフル恵利 COCOSA熊本店)/ 橋口 将弥(GINZA Global Style COMFORT COCOSA熊本店 店長)
interview
■深川 いまりさん(2階 ジョイフル恵利)
―業務内容と入社のきっかけを教えてください
普段は成人式を迎えるお客様の振袖選びから、前撮り・当日の準備まで携わっています。就職活動では業種を絞っていませんでしたが、振袖を見て「綺麗だな」と思ったのが入社の決め手です。可愛く出来上がっていく振袖を見るのは、やっぱり楽しいです。
―どのようなお客様が来店し、振袖選びはどう進めていますか?
成人式を控えた高校生・大学生が中心で、お母様と一緒に来られる方が多いです。まず好きな色や柄、逆に入れてほしくない色を聞き、気になる柄から何着か実際に着ていただきながら少しずつ好みを絞っていきます。会話の中で可愛い系か大人っぽい系かを探り、迷われているときは完成形をイメージしやすいように伝えています。初めての振袖選びで迷う方も多いです。特別な衣装だからこそ考えすぎて迷ってしまうこともあるので、「気楽に選んでください」と伝えています。一度着てみると気持ちが乗ってくる方が多いですね。
―前撮り・成人式当日の雰囲気やトレンドを教えてください
前撮りはご家族みんなで見守るハッピーな時間で、成人式当日は朝4時から店を開け、40人ほどを順番に着付けしていくお祭りのような忙しさです。振袖は昔よりかなり自由になり、ゴシックやギャルっぽいものからシンプルなものまで幅が広がっています。熊本のお客様は新しいものを選ぶ方が多い印象です。
―やりがいを感じる瞬間や、今後の目標を教えてください
合わせている途中で「かわいい」と言ってもらえた瞬間や、前撮りで一緒に選んだ振袖が綺麗に仕上がった姿を見るときにやりがいを感じます。今後は、お客様一人一人に合わせてもっと幅広くコーディネートを提案出来るようになりたいです。
―接客で心がけていることと、あなたにとっての「等身大」を教えてください
一方的に決めるのではなく、お客様の反応を見ながら進めることです。主役はお客様で、私はサポート役です。「等身大」は考えすぎないこと。特別な機会だからこそ肩肘張らず、好きなものを気楽に選んで楽しんでほしいと思っています。
■ 橋口 将弥さん(3階 GINZA Global Style COMFORT)
―業務内容とこの仕事を選んだ理由を教えてください
接客から店舗運営まで幅広く担当しています。佐賀県出身で、前職は建設業でした。転職の際「今までと全然違うことをしてみたい」と思い、既製品ではなくオーダーの面白さに惹かれてこの業界に入りました。最初から強い憧れがあったわけではありませんが、やっていくうちに奥深さを知り、気付けば6年続いています。
―どのようなお客様が来店し、スーツの印象はどう変わってきていますか?
若い方から50代、60代まで幅広い年代のお客様がいらっしゃいます。最近は仕事用だけでなく、私服として着られるパンツだけをオーダーする方も増えています。「スーツ=ガチガチの正装」というイメージはまだ強いですが、肩パッドのない軽い仕立てなど、年代を問わず着やすいものも増え、選べる幅は広がっています。もっと身近に感じてもらっていいものだと思います。
―提案の際に意識していることと、オーダーならではのやりがいを感じる瞬間はありますか?
ベーシックを押さえつつ、「意外とこの色もいけますよ」と提案することもあります。例えばネイビーは避けられがちですが、質感や濃さで印象が変わる奥深い色です。やりがいを感じるのは、お渡しの瞬間。不安そうだったお客様が接客を通して前向きになり、最後に笑顔で「サイズ感がばっちり」と言ってもらえると、この仕事をしていて良かったと思います。
―今後目指すことはありますか?
当店はリピーターのお客様が多く、年間2~3回来店される方や、シャツを年間20枚ほど作る方もいます。一度オーダーを経験すると既製品に戻れないという声もよく聞きます。熊本はスーツ店が多いですが、その中で「熊本で作るならグローバルスタイル」と思ってもらえるような存在になりたいです。SNSを見て来てくださる方も多いので、期待を裏切らないよう自分の知識と提案力をもって磨いていきたいです。
―あなたにとっての「等身大」とは?
深く考えすぎないことです。仕事では考えるべきこともありますが、「まあ、なんとかなるだろう」という気楽さも大切にしています。それはスーツ選びにも通じていて、ガチガチに構えず、もっと楽に選んで、楽に着て、自分らしく楽しんでもらえたら嬉しいです。
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