今回の COCOSA SMILE ACTION では、食品ロス削減に取り組む 「 Next Nexus 」 （熊本学園大学付属中学高等学校の生徒さん） が、
協力企業 と SDGs をテーマとした廃棄食材を使用したお菓子や規格外野菜の販売会を、昨年に引き続き（ https://cocosa.jp/info/46474/ ）COCOSA5階 西部ガス熊本ショールーム ヒナタ熊本と下通アーケード内で開催いたしました。
毎年楽しみにされている方がお買い求めになるなど、販売開始より30分後には完売になり大変好評でした。

「Next Nexus」とは、熊本学園大学付属中学高等学校の生徒さんたちが、食品ロス削減を目的に発足させた、農家や企業の協力を得て廃棄食材を使った菓子の企画開発を進めており、今年で3年目になります。

「Next Nexus」代表 熊本学園大学付属高等学校生徒の河本さんにお話を伺いました。

―Next Nexusの現在の活動状況を教えていただけますでしょうか。
昨年に引き続き、規格外となるロス食材を企業の皆さまにご協力いただき、お菓子の販売会を継続しています。活動の中で、どのような食材がロスになるのか、ロス食材からお菓子に加工する難しさなどを学びながら、後輩へ引き継ぐための準備を行っています。

―継続していく中で、大変だったことは。
先輩から引き継いだ活動に新たな価値を加えて何ができるのか考え実行していくことが難しく、加工の難しい規格外食材を使用するには、さらに工夫が必要になったことが大変でした。

―販売会を実施して、お客様の反応はいかがでしたでしょうか。
「温かいホッとする味でとても美味しかった」「日々の生活の中で食品ロスをしていることを考えさせられた」など、様々なお声をいただきました。私たちの目標のひとつが、この活動を通して「食品ロス」を多くの方に知っていただくことです。今回の販売会で改めて身近な食品ロスについて意識してもらえたことが嬉しかったです。

―これからの活動について教えていただけますでしょうか。
今回の販売会では、私たち3年生が主体となって準備を進めてきましたが、これからは2年生の後輩たちにバトンタッチします。
私たち「Next Nexus」は、世代交代しながら成長し続ける持続可能なプロジェクトチームです。
今後の活動についての詳細はまだ決まっていませんが、食品ロス削減の取り組みを広く展開していくために色々なことを計画しています。

■開催期間：
6月25日（土）～6月26日（日）
■開催場所：
COCOSA5階　西部ガス熊本ショールーム ヒナタ熊本
下通アーケード内

「Next Nexus」の皆さん（下通アーケード内）

お菓子の販売会にて、大西一史市長もお買い求めいただきました。（下通アーケード内）

規格外野菜の販売会5階 西部ガス熊本ショールーム ヒナタ熊本